古道山歩・海外編、ブータン王国
8月下旬にヒマラヤのシャングリラ(桃源郷)と呼ばれるブータンを佐竹先生と共に訪れました。
お金やモノよりも、こころの豊かさ・伝統的な社会や文化・自然環境の方が大切「幸福量世界一」を目指すブータンは素朴な人々が暮らす国でした。(写真はタクツァン僧院)![]()
関西空港からブータンへは直行便はなく、バンコク経由でブータン航空を利用します。![]()
空港は首都ティンプーから約1時間のパロの町中の川沿いに滑走路があり、周りには山々があるので、離発着にはかなり高度な操縦技術がいるそうです。
今回のツアーの目的は、ティンプーやの街中歩きや「ゾン」と呼ばれる城塞、僧院、チベット仏教の巡拝。「ブータン農業の父」と言われる八尾市出身の西岡京治さんのゆかりの地を「訪ね、ブータン国民のふだんの暮らしにふれ、最後にタクツァン僧院へ登拝する事です。
空港から首都ティンプーに行く途中にあるタチョガンと言う寺院のつり橋です。寺院は観光では入れないところもあります。
つり橋を渡るには少し勇気が必要です。橋の欄干に旗がついているのがわかりますでしょうか。
この旗はチベットの祈祷旗で、青、白、赤、緑、黄の5色です。それぞれ天、風、火、水、地の「五大」を表しているそうです。旗には経文が書かれている場合があり、風になびくたびに読経したことになるそうです。
ティンプーから約3時間でワンデュ・ポダンに着きます。 17世紀に建てられたゾンに到着します。
ティンプーに比べ1000㍍低い標高1350㍍にあるプナカ・ゾンです。 1955年にティンプーが首都になるまでは、「冬の首都」だったそうです。
ゾンにはマニ車(写真右)があります。
マニ車はチベット語ではマニコロと呼ぶそうです。
円筒形の側面にはマントラ(真言)が刻まれ、内部にはロール状の経文が刻まれているそうです。1度回転させるとお経を一回唱えるのと同じ功徳があるそうです。 私もできるだけまわしてきましたので、きっとご利益があると思います。
ユニークな壁画や装飾がありました。
今回はブータンの学校を訪問し、こども達の生活にふれることができました。学校は町はずれにあり生徒は1300人いるマンモス校でした。
教室に入らせていただき、
「日本は知ってますか?」 「はーい」
「東京は知ってますか?」 「はーい」
「大阪 は知ってますか?」 「NO-」 と言う答えでした。
純朴な生徒ばかりでした。きっとこの国では「いじめ」などはないのではと思いました。 この教室にも「幸福量世界一」を感じることができました。
ブータンの国獣で顔がシカで体がウシの「ターキン」を見せてもらいました。
非常におとなしい動物で、柔らかそうな草をあげるとおいしそうにゆっくり食んでいました。
希少動物になってきているそうです。
ブータン王国のために28年間、尽力された故西岡京治氏の供養塔(チョルデン)です。
西岡氏はブータンに高収量が期待できる日本コメ品種の導入・普及や換金作物であるリンゴ・アスパラガスの栽培指導などを行い、ブータン国王よりダショーの称号を授与されました。(ダショーは次官や県知事級の者に授与される称号)
同じ日本人として、誇らしく思いました。
(写真左)西岡氏が指導してつくった棚田です。
いよいよ、ツアーのハイライトのタクツァン僧院の登拝です。
チベット仏教圏屈指の聖地でブータン人が最も信仰するパドマサンババが瞑想した僧院。虎の背に乗り飛んできて仏教をひろめたと伝えられます。 虎のねぐらと呼ばれる僧院へ上がります。
写真の真ん中にあるのがタクツァン僧院です。
片道3~4時間かけて登ります。念のために馬を4頭従えてのパーティです。
目指す僧院へはもう少しです。
内部は神聖なところですので、写真撮影は一切禁止です。
下山途中で野生のラングールを見かけました。
ツアーにご参加いただきました皆様です。ご協力をいただきまして無事に下山し、帰国いたしました。 ありがとうございました。
次回の古道山歩・海外編は「旅順・大連」を予定(計画中)です。
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