エベレスト街道トレッキングPART2
投稿者⇒西嶋 彰
エベレストを見るために、また今年もルクラにやって来ました。バンコク・カトマンズと暑いところで飛行機を乗り継いで、降り立ったルクラはきりっと涼しい空気。カリエルンの白い峰(6511m)と、ヌプラの尖った峰(5885m)が出迎えてくれました。
ルクラは、トレッキングの出発地点。メインストリートには登山用品店やロッジが並んでいます。
町を抜けると谷の奥にクーンビラ(5761m)が見えてきました。
我々の目的地はあの山のすぐ麓です。
トレッキングルートは、ヒマラヤの山岳ガイドとして有名なシェルパ族の暮らす地域です。彼らはチベット仏教なので道々に経文を刻んだマニ石や仏塔・マニ車などが多く見られます。私たちも旅の安全を願ってマニ車を回して進みました。![]()
高山病の予防のため、いつもより多めに水分を摂るように心がけます。道々にあるロッジでミルクティーを頼んでひと休み。首が痛くなるほど急角度で見上げる山は白く輝くクスムカングール(6367m)。至福のひと時です。
トレッキング2日目は、ナムチェ・バザールを目指します。タルチョ(経文を印刷した旗)がはためくララジャ橋を渡ると、いよいよ急登が始まります。
高度を上げるにつれ、今まで見えなかった山が姿を現わします。まず見えたのがタウチェ(6367m)。続いてエベレストが! 雲に隠れず、見えてよかった!
やっと着きました。円形劇場のようなナムチェの町です。![]()
ロッジでお昼ご飯を食べて、ひと休み。今日の予定はこれでおしまい...の予定でしたが、「みなさーん高度順応のため、シェルパ博物館まで登りま~す!」と声をかけました。「えぇ~、まだ登るの~ぉ」という返事に屈せず、みなさんを連れ出しました。博物館の前にはヤクが勢ぞろい。これから荷物を運ぶのでしょうか?
博物館ではシェルパ族の皆さんの暮らしぶりや、エベレスト登頂の記録などが紹介されています。
トレッキング3日目。今日もいいお天気です。出発前に、コンデリ(6186m)をバックにして、お世話になったガイドさんやコックさん・ポーターさんと記念写真を撮りました。
今日はいよいよホテル・エベレスト・ビューに向かいます。ホテルの標高は3880m。富士山より高い所で泊まることになります。やはりこの標高となると、登る足どりはゆっくりになりますね。ホテ
ルに着いたのはお昼前。エベレストはすでに雲の中でした。午後は高度順応のためクムジュン村のゴンパ(お寺)までハイキング。ゴンパではお勤めが始まったところ。経文を持つ若い和尚さんは、ダウンジャケットを着て布団を膝掛けにしています。そして机にはティーカップ。かなりリラックスしたお勤めですね。
トレッキング4日目は、4200mのクンデピークへ登ります。クーンビラ(5761m)を眺めつつ、まずはクンデ村を目指します。
登山道はクンデ村の端にあるゴンパの脇を通って、上に伸びています。標高4000mとなると、ゆっくり登っていても時折足を止めて深呼吸が必要になります。振り返るとクンデ村・ジュムジュン村の向こうにアマダブラム(5856m)が見えました。
お昼前に無事、クンデピークに到着。残念ながらガスが出て遠くの山は見えませんでしたが、達成感はひとしおです。![]()
今回のツアーでは、早朝は快晴、9時ころには雲が出始め、お昼には山がガスに包まれるという天気周りでした。ホテル・エベレスト・ビューで迎えた朝は、寒さを忘れるほどの美しい山岳風景に恵まれました。写真では雄大さを伝えきれないと思いますが、ホテルからの景色はこんな感じです。
左にタウチェ(6367m)、谷の奥にエベレスト(8848m)とローツェ(6516m)、右にアマダブラム(5856m)。
![]()
下山はチャーターした小型飛行機でルクラまで。ホテルに運ぶ荷物を降ろしたら、椅子を設置してもらい乗り込みます。ルクラから4日かけて歩いた道のりを10分で帰りました。![]()
ルクラ空港で飛行機を乗り継ぎ、カトマンズへ。ルクラで5時間まったものの、お昼にはカトマンズのホテルに帰れました。カトマンズの空港に霧が出たら、1週間も飛行機が飛ばないことがあるので、すんなり帰れてラッキーでした!!
飛行機が順調に飛び、フライト予備日を使わずに済んだので、カトマンズの近郊に軽くトレッキングに出かけました。少し歩いたほうが、かえって体がほぐれて心地よいです。
![]()
午後は古い町並みを残すバクタプルを訪ねました。15世紀から18世紀に栄えた王宮を見て回ります。
最後の夜は、ネパールの伝統的なレストランへ行きました。ネパールの各民族の歌や踊りを楽しみながら、ダルバート(ネパール風定食)頂きました。スプーンやフォークの用意もありましたが、ネパールの方と同じように我々も手で頂きました!
最終日、飛行機に乗る前に、ボダナートというチベット仏教のお寺を訪ねました。ネパール最大の仏塔です。我々が訪ねた前日の夜に、ここで日本の震災の犠牲者のために、ろうそくを灯して祈りが捧げられました。ネパールの皆さんも日本のために心を寄せてくださっていることに感謝します。
コメント(2)
甘くないマカロン 様
お便りありがとうございます。本当に天気がよかったみたいですね。
ルクラ便はよく欠航や遅れなどが多く、天候に左右されることがよくありますが、今回は非常にスムーズに行けたと添乗員より報告をうけています。ホテルの部屋からエベレストやヒマラヤの名峰を眺め、ゆったりと贅沢な時間を味えるのが、このコースの魅力です。もちろんシェルパやポーターなどの現地スタッフの心遣いも忘れられません。
地域は違いますが、アンナプルナ方面もまた違った山々を楽しむことができますので、今度は是非アンナプルナやジョムソンコースへのご参加をお待ちしております。
海外担当
今回の『エベレスト街道トレッキング』ツアーに参加しました。
神々しく輝く山群を仰ぎ見ながら歩ける感動!!
満開の桜にも一足先に巡り合いました。
まさかネパールの山で桜が見られるとは感激!! 最高に綺麗でした。
アンズ、シャクナゲ、サクラソウがところどころで疲れを癒してくれます。
しかし、感動・感激ばかりしていられません。しんどさもハンパなく、
ゆっくり歩いていても息が続かず、立ち止まっては大きく深呼吸をし、
息を整えて歩き出す。(このしんどさは私の日頃の訓練不足?)
幾つもの吊り橋を渡り、山肌に並ぶナムチェ・バザールの集落が
見えた時は歓声を上げました。
ホテル エベレスト・ビューのネーミングのとおり眺めは最高!!
ここまで来れた者に与えられる“褒美”だと感謝!!
まだエベレスト街道を歩かれていない方、これから予定されていいる方は、
是非、この感動をご自身で味わってください!!
=== 食事編 ===
ルクラから私達のツアーに同行してくれたキッチンボーイさん達の料理にも
感激します。
異国の高地で、朝食におかゆさんを作ってくれました。
お味噌汁もおうどんのお出汁も和風味で、疲れきった体に優しかったです。